東北・道南の旅 (part12)



 9時30分、能代(のしろ)駅に到着しました。
ここで、約5分ほど停車します。
 能代といえば、バスケットボールが有名です。


 ホームのあちこちに、バスケットボールのゴールがありました。
 そして、この駅で大きなイベントが行なわれます。

それは、停車時間を利用してのバスケットのシュート大会です。
 リゾートしらかみ号の乗客たちが、自由に参加できるイベントです。

最初は、敬遠しているのか、誰もやりませんでしたが、わたくしが一番初めにやると、その後、皆が一気にやり始めました。
 見事、ゴールが決まると、駅員の人から、記念品をもらいました。


 バスケットのシュート大会が大盛況となったため、発車時間が少し遅れました。

能代駅を出ると、米代川を渡ります。 河口域で、すでに先には海が見えていました。
 しばらくは、海は見えずに、平坦な路線を走行していきます。
 進んでいくと、海がちらほらと見えてきました。


 カーブを曲がると、海が段々と近づいてきました。
 そして、視界には海が広がりました。

乗客は皆、海に釘つけとなりました。
 9時57分、あきた白神(しらかみ)駅に到着しました。

この駅には、女性の観光駅長が出迎えてくれました。
 駅の隣には、ハタハタ館と呼ばれる建物があり、温泉などがある施設です。
 発車すると、すぐに海に近づきます。


 五能線の特徴としては、このように海が見える路線で有名です。
 10時03分、岩館(いわだて)駅に到着しました。
 駅を出ると、県境越えになります。

秋田県から青森県へと足を踏み入れます。
 大きなイベントの二つ目は、トンネルに入ると、このようになります。
 室内照明が、星空をイメージした間接照明に変化します。
 とても良い雰囲気になるのですが、実際にこのような間接照明になるのは、この区間だけで、他の区間でトンネルに入っても、通常の明かりのままでした。
 青森県に入っても、海とずっと仲良しの車窓が続きます。




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